[Admob]テクニカル広告配信の対応「第一四半期より」

スマートフォンなどのモバイルアプリをマネタイズ(収益化)する時
様々な広告ネットワーク(配信事業者)とメディエーションをする際に
GoogleAdmobを使っているのではないだろうか?

この2024年第一四半期にテクニカル広告配信と言う特殊な広告
配信でGDRPに準拠できるようになるのでこの更新について解説する。

この記事の著者

魔理沙っち(爲國 勇芽)@marisachi426

3年目の副業ブロガー。2年間のブログ経験を活かし、2022年にテックライフを開設。
WordPress立ち上げのノウハウやITを生かして生活を豊かにする情報を配信中。

目次

GDPRに関するGoogleの方針

Googleは欧州圏における個人情報の取り扱いに関する一般規則「GDPR」について、
Interactive Advertising Bureau(インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロー、

日: 双方向広告業界団体 ・IAB)のヨーロッパ支部はGoogleとの連携でTCF2.2呼ばれる、
CMPの認定要件を定めている。

  • Googleの追加同意文字列を含めること
  • IAB TCF API 2.0以降に準拠していること
  • Googleによるベンダー認証が終了していること

これが主な条件だ。

認定CMPを導入しない事によるパブリッシャーの制限については、

  • イギリス並びに欧州経済圏に対する広告配信の停止|1月16日
  • イギリス並びに欧州圏にに対する制限付き広告配信|2024年、第一四半期から
  • イギリス並びに欧州圏にに対する検索広告の配信停止|2月1日
  • イギリス並びに欧州圏に対するアプリ広告のテクニカル配信対応|2024年、第一四半期から

イギリス並びに欧州経済圏に対する広告配信の停止|1月16日

Googleでは1月16日より欧州経済圏並びにイギリスにおけるユーザーの
Google認定CMP同意を取得されていない広告リクエストに関して、
広告の配信を停止しています。

これにより日本を含めたすべてのパブリッシャーはGoogleの認定要件に
準じたCMP同意管理プラットフォームの導入をしない限りイギリスを含む欧州圏からの
収益が一切発生しない事となります。

詳しくは、「Google EAA圏に対する同意確認のない広告配信を停止」をご覧ください。

イギリス並びに欧州圏にに対する制限付き広告配信|2024年、第一四半期から

Googleは前項の規制により収益機会の損失を防ぐための一つのソリューションとして、
制限付き広告と題してユーザーのターゲティング情報に基づかいない。

コンテンツのテキスト「コンテキストターゲティング」を行うデマンドに限定してプログラマティック入札の広告配信を2024年の第一四半期より対応する予定です。

詳しくは、「Google EAA圏に対する制限付き広告配信とOpenBiddingサポート」をご覧ください。

イギリス並びに欧州圏にに対する検索広告の配信停止|2月1日

Googleでは2月1日よりイギリスを含む欧州経済圏における、
検索広告(関連検索ユニット、ショッピング広告等)においても同様の認定CMP要件を適用させ、

2月1日をもって欧州経済圏の訪問者の広告リクエストに対して
同意パラメーターを持たない場合は配信を停止する方針としました。

詳しくは、「Google EAA圏に対する検索広告へのCMP要件適用へ」をご覧ください。

テクニカル広告配信

今回紹介するAdmobのテクニカル広告配信は、筆者も読んだ直後のイメージは
制限付き広告配信と同等かと思いましたがこれとはやや異なるようなので
詳しく見ていきましょう。

テクニカル広告の要件は・・・

  • CMPが導入されていること
  • 広告に関する個人情報の取得が利用条件に含まれていないこと又は同意されていないこと
  • Googleのデマンドではない事(メディエーション限定)
  • メディエーション先の広告事業者がプレターゲティング(配信地域を指定)していないこと

これらの条件に当てはまっている場合はテクニカル広告として、
GDPRに準じたのと同様に広告配信が処理されるそうです。

技術的な広告配信は、IAB Europe TCF Special Purpose 1(SP1)と Special Purpose 2(SP2)に依存しており、広告の技術的な配信には IP アドレスを使用します。TCFは、TCFの異なる目的の下で許可されているその他の個人データ処理業務を利用することはありません。

魔理沙っち

この広告配信ではあくまでもIP以外の情報は使用することはありません。(制限付き広告と似た挙動)

制限付き広告との違い|CMPが導入されていること

第一の前提条件として、Google認定のCMP同意管理プラットフォームが導入されている
必要があります。

制限付き広告配信では、CMPの導入の有無を問わずに、広告の配信を継続させるものです。

一方、テクニカル広告は同意されなかった広告リクエストや
広告配信による報酬が正当な利益としていない場合にGDPRに準じている物として
処理を行いメディエーション先より広告の廃止を受け付けるものとなっています。

広告に関する個人情報の取得が利用条件に含まれていないこと
又は同意されなかったこと

テクニカル広告の配信条件2つ目としてディスプレイ広告の配信が、
個人情報の取得する一般的な目的や正当な利益として主張されていないこと

もしくは、ユーザーから個人情報の取得・利用について、
同意が得れなかったことが条件となっています。

魔理沙っち

これってアプリ起動時に利用規約と合わせてプライバシー同意を収集しているからあまりに無意味なんでは?

Googleのデマンドではない事(メディエーション限定)

Admobには、Googleのデマンド(広告事業者であるアドセンス)を配信する機能と
複数の広告事業者の広告クライアント(SDK)を束ねるウォーターフォールメディエーション
と呼ばれる機能の2つの収益化ソリューションがある。

アドセンスAdmobアドマネージャー
Adsenseの掲載
Google Ad exchange××
OpenBidding
第三者広告の掲載×
通常の広告配信時の比較

※Admobはメディエーションと呼ばれる機能を持つ広告ネットワークの広告以外第三者の広告
を掲載することができません。

これが、テクニカル広告になると・・・

Adsenseの掲載×
Google Ad Exchange×
OpenBidding×
第三者広告
テクニカル広告配信時の機能

※テクニカル広告配信は現状Admobにしか対応するとの発表がありません。

魔理沙っち

つまり、今後はより多くのメディエーション可能な
モバイルアプリアドネットワークと提携しておくと

EAAでの同意が得れなくても収益機会の損失が防げる
と言うことです。

メディエーション先の広告事業者がプレターゲティング(配信地域を指定)
していないこと

OpenBiddingには広告配信事業者のポリシーに基づき広告リクエスト元の地域に応じて、
入札を制御するプレターゲティング(配信地域指定)と言う機能があります。

これと同じようなことをしている広告配信事業者とのメディエーションでは、
テクニカル広告配信が利用できません。

※IPアドレス以外の個人情報を処理することが出来ないため

グローバル展開を考えるアプリデベロッパーは多く提携しておこう

今回は、GoogleAdmobのテクニカル広告配信について解説しました。

グローバル展開を想定しているモバイルアプリのデベロッパーは今後GDPRの準拠
と合わせてプライバシー同意が得れなかったことを想定して多くのメディエーション対応
広告配信事業者と提携しておくと収益機会の損失を防ぐことにつながると思います。

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