【Googleアドセンス】インプレッション課金性収益への移行について全部答える

Googleアドセンスがインプレションに応じて収益を支払うインプレション課金制収益構造に
移行して、もうじき半月ですがあれこれ色々疑問は尽きないでしょう。

そこで、今回は広告オペレーターの魔理沙っちがインプレション課金制になったこと
かかえている疑問や今後の展開の予測を余すことなく全てお届けしようと思います。

前半:アドセンス収益構造の変化のおさらい

  • Google AdSenseの大転換: インプレッション収益計算へ
  • Googleアドセンスの公式から公表されたAdSense で収益を上げる方法の最新情報の要約
  • パブリッシャー(ブロガーやサイト運営者)の収益に及ぼす影響メリットとデメリット

後半:インプレッション課金性収益への移行についての解説

  • メインテーマ① アドセンスインプレッション制の質疑応答
  • メインテーマ② アドセンス収益への影響予測
  • メインテーマ③ 影響を最小限に抑えるためのマインド

この記事の著者

魔理沙っち(爲國 勇芽)@marisachi426

3年目の副業ブロガー。2年間のブログ経験を活かし、2022年にテックライフを開設。
WordPress立ち上げのノウハウやITを生かして生活を豊かにする情報を配信中。

目次

Google AdSenseの大転換: インプレッション収益計算へ

Google AdSenseは、ウェブサイトやブログのパブリッシャーが広告を掲載し、
訪問者のクリックや表示によって収益を得ることができるプラットフォームです。

これまで、AdSenseは主にクリック単価(CPC)モデルに基づいていました。
つまり、広告がクリックされるたびにパブリッシャーに収益が発生する仕組みです。

しかし、2024年初頭から、Googleはこのモデルを大きく変更し、インプレッション単価(CPM)モデルへと移行することを発表しました。

この新しいモデルでは、広告が表示される回数が収益の基準となります

この変更は、ディスプレイ広告業界の標準に合わせるとともに、
パブリッシャーがより公平に収益を得られるようにするためのものです。

2023年11月8日に以下のようなメールが配信されました。

AdSense での収益化の仕組みが進化

パブリッシャー様

これまで 20 年間にわたり Google AdSense は、200 万人を超えるパブリッシャー様を世界中の広告主様とつなぐことで収益化をお手伝いしてきました。

そしてその間も、パートナーの皆様のニーズにお応えできるようネットワークとサービスを進化させ続けてきました。こうした進化の一環として Google AdSense は、来週初旬に、収益分配の構造を更新します。料金を購入側と販売側に分けて設定し、すべての広告枠についてインプレッションごとにお支払いを行ないます。今回の更新により、Google サービス全域およびサードパーティのプラットフォームで広告枠を収益化しているパブリッシャー様にとって、収益構造の一貫性が高まります。AdSense パブリッシャー様の側で必要なご対応は特になく、収益にも影響はないと予想されます。

今回の更新について詳しくは、こちらでご覧いただけます。

来週、AdSense のネットワークを成長させ、よりよいものにするためのステップを皆様とともに踏み出すことを楽しみにしております。

AdSense の各種サービスへの影響について詳しくは、よくある質問のページをご覧ください。

よろしくお願い申し上げます。
Google AdSense チーム

Googleアドセンスの公式から公表されたAdSense で収益を上げる方法の最新情報の要約

Updates to how publishers monetize with AdSense(2023年11月2日)」を参考にまとめると、Google AdSenseは、パブリッシャーがウェブサイトから収益を得るための新しいアプローチを導入しており、収益分配構造の更新と、クリック単価(CPC)からインプレッション単価(CPM)への移行が含まれます。

これらの変更は、パブリッシャーが使用するさまざまな技術間での料金の比較を一貫したものにし、メディア購入プロセスの透明性をさらに高めることを目的としています。

以下は、パブリッシャーが高い収入を得るための具体策です。

収益分配構造の理解

AdSenseは、コンテンツに対してパブリッシャーが保持する収益の割合を明確にしています。

従来、パブリッシャーは収益の68%を保持していましたが、新しい構造では、AdSenseコンテンツの表示による収益の80%をパブリッシャーが受け取ることになります

インプレッション単価への移行

インプレッション単価への移行は、パブリッシャーが広告スペースを通じて収益を得る方法を変えます。これにより、サイト上での広告の表示回数が収益に直接影響するため、パブリッシャーはサイトのデザインやコンテンツ配置を最適化して、広告の視認性とエンゲージメントを高めることが重要になります。

広告の最適化とユーザーエクスペリエンス

Googleは、ポップアップや画面の大半を占める中断広告など、ユーザーエクスペリエンスを損なう広告を許可していません。パブリッシャーは、サイトのユーザビリティを維持しつつ、広告の視認性を最大化する方法を見つける必要があります。

テクノロジーの活用

現代のウェブサイトオーナーは、直接販売、広告ネットワーク、売り手側プラットフォームを組み合わせて広告スペースを販売しています。パブリッシャーは、これらの技術を効果的に活用して、収益化の機会を最大化することができます。

アクションプランの不要性

Googleによると、これらの更新による収益への影響は予想されておらず、
パブリッシャーは特に何もする必要はありません。

しかし、収益化戦略を見直し、
新しい収益分配構造とインプレッション単価モデルを最大限に活用することが推奨されます。

これらの変更を通じて、Google AdSenseはパブリッシャーがデジタル広告から収益を得る方法を進化させ、より多くの透明性と収益化の機会を提供しています。パブリッシャーは、これらの新しい変更を理解し、適応することで、収益の最大化を目指すべきです。

参考:Updates to how publishers monetize with AdSense,Nov 02, 2023

魔理沙っち

これを鵜呑みにすると潰れます。
詳しくはメインテーマ②で解説します。

パブリッシャー(ブロガーやサイト運営者)
の収益に及ぼす影響メリットとデメリット

インプレッション単価への移行と収益分配の新しい仕組みは、パブリッシャーにとって多くのメリットをもたらしますが、一部のデメリットも存在します。整理すると以下のようになります。

要素メリットデメリット
収益の安定性サイトの訪問者数が直接収益につながるため、より予測可能な収益を見込めます。市場の需要と供給による広告単価の変動が収益の予測を難しくする可能性があります。
競争の激化Adsenseにおいても第三者広告との競合を行うことの効果が出始めるようになる。ディスプレイ広告におけるテクノロジーを
理解する必要性が出始め過去の様にAdsenseのみを掲載すると言う戦略が取れなくなる。
ユーザーエンゲージメント広告クリックを促す必要がなく、質の高いコンテンツに集中できるため、ユーザー体験が向上します。インプレッションに基づく収益化は、サイトのコンテンツ戦略を見直す必要があるかもしれません。
収益分配の透明性バイサイドとセルサイドの分割により収益分配が透明化され、収益を正確に把握しやすくなります。不正アクセスのリスクがあり、Googleによる厳しい監視が行われます。

収益分配の新しい仕組み: バイサイドとセルサイドの分割

Google AdSenseの新しい収益分配モデルでは、広告の売買プロセスがバイサイド(広告購入者側)と
セルサイド(広告掲載者側)に分けられ、それぞれが独自の収益分配率を持つようになります。

これまでAdSenseでは、一つのトランザクションで収益分配が行われていましたが、
この変更により、より透明性の高い収益分配が可能になります。

バイサイドとセルサイドの分割により、パブリッシャーは広告が表示された際に、
Googleやサードパーティのプラットフォームを通じて広告を購入する広告主から
直接収益の一部を受け取ることができます。

具体的には、Google AdSenseを通じて広告が表示されると、
パブリッシャーは収益の約80%を受け取ることができ、
残りの20%はGoogleが手数料として保持します。

この新しい分配モデルは、パブリッシャーにとってより公平な収益分配を実現し、
特に中小規模のウェブサイトやブログ運営者にとっては、収益の増加につながる可能性があります。

また、このモデルは広告の透明性を高め、
パブリッシャーが自サイトの広告収益をより正確に把握しやすくなるというメリットもあります。

インプレッション課金性収益への移行についての解説

メインテーマ① アドセンスインプレッション制の質疑応答

アドセンスがインプレッション制になってあれこれ質問事項が絶えないのではないでしょうか?
と言うわけで以下の質問にフォーカスして回答していきます。

アドセンスがインプレッション制になった場合はアドセンス狩りと言う物が無くなりますか?

無くなりません。

そもそも、アドセンス狩りによる広告停止措置などは正式には、
アドフラウド(広告不正取引)対策と呼ばれており、パブリッシャーや広告主・広告配信事業者の安全性と信頼性を維持するために、広告の不正なトラフィックなどを抑制する仕組みの
ことです。

これは、ディスプレイ広告業界全体のミッションであり切り離すことは決してありません。

アドセンスの自己クリックの様なプレビュー時のペナルティーはありますか?

もちろんあります。

広告リフレッシュやプレビューなどの正常的なトラフィックの推移であれば
過去の様に一発配信停止などの重い措置は取られないと思いますがですので、
アドブロックをするほどではありませんが不規則なインプレション増加にならない様にする必要があります。

収益性を高めるのに広告枠を増やしたほうがいいのでしょうか?

一概に正解とも外れとも言いえない状態です。

なぜならば、広告枠を増やしインプレションをかさ増しにするのは、
視認されない場合は反って収益性の低下やサイト閲覧者の低下を引き起こすためです。

収益性の強いフォーマットは?

インターステイシャルですね。

ただし、ユーザーの利便性を損なわす実装は避けなくてはなりません。
詳しくはアドセンスの全画面広告がウザくなってしまった場合「有効な対策」を
ご覧ください。

メインテーマ② アドセンス収益への影響予測

このポストで触れた収益の影響について今後の展開を予測していきます。
まず、Adsenseだけ掲載しているサイトは間違いなく4~5年以内に潰れるでしょう。

今広告業界はまさに競争が激化しており、GoogleAdsense自体のCPMは
軒並み低下の一旦をたどるばかりです。

無知は罪なりと言うことで、
まずはディスプレイ広告全体の収益性を見ていきましょう。

上図は海外のパブリッシャー向け広告プロバイダーezoicが公開している広告主が出稿するために
支払った費用を平均化して指標にした広告収益指標と呼ばれるデータです。

年々低下していることがわかるかと思います。
軽く低下要因を整理しましょう。

  • コロナパンデミックによる巣ごもり増加による収益上昇(2011年11月)
  • withコロナによるウェブメディアの需要低下(2021年12月)
  • アフィリエイトへ移行で広告市場の低迷(2022年1月)

ご覧の様にディスプレイ広告市場そのものが低迷しています。

そこに市場を再活性するためのAdsenseの収益構造変更と言うテコ入れ
が効果を出すか?と言うと芳しいでしょう。

3rdパーティークッキー廃止で収益性低下が予測されるアドセンス

ポストCookieとは、そもそもAppleが先に打ち出した、アフィリエイトを含むサードパーティーCookie
と言うユーザー情報に依存するターゲティング(ITP)を規制しようと言う物の延長線です。

イメージとしては、下図が当てはまります。

魔理沙っち

アマゾンで買い物しようと商品を見ていてやっぱりやめたと言う時にサイトBの使い方紹介を見ていたらAdsenseに
その商品の広告が出てきた!

エンジニア

こう言ったものは全て3rdパーティークッキーCookieによるターゲティングです

サードパーティーCookieと言うのは、広告配信事業者、マーケティング事業者など
が付与し保存するCookie情報のこと、住所・性別・年齢・趣味嗜好・サイトの回遊履歴など
を読み取ることで訪問者に最適な広告を配信するために使われていました。

登場当初は何ら問題の無かった3rdパーティーCookieですが、時代を経て個人情報の
域に達しておりそこに危機感を持ったのがGoogle、Appleそして各国の政府と言う御三家です。

エンジニア

ちなみに日本政府が行ったポストCookie施策は
電気通信事業法改正「外部通信規律の施行」です。

Googleは2024年第3四半期(Q3)までにはchrome利用者すべての3rdパーティーCookieの保存
を排除することとしています。
chromeのCookieが無効化されるとEdgeでも無効になります。

その場合広告配信事業者とパブリッシャーが取れる手段は以下の3通りです。

  • コンテキストターゲティングを行う
  • ファストパーティーCookieを基にした共通IDモジュールを活用する
  • プライバシポリシーサンドボックスを活用する(Topics etc...)

最も3rdパーティークッキー依存する広告配信事業者「アドセンス」

世界有数の広告配信事業者・プラットフォームの中でもっとも3rdパーティークッキーに
依存するプラットフォームと言えばGoogleアドセンスになります。

それもそのはずGoogleアドセンスは本来コンテンツマッチ広告と呼ばれていたほど
ユーザーの趣味趣向やブラウザー閲覧履歴をターゲティングしてきたのですから・・・

しかし、そんな3rdパーティークッキーをGoogleは切り離すわけですから
広告内容はコンテンツとバラバラ・ユーザーの属性情報とは不一致で大きく収益性は低下するでしょう。

そこで生き残るのが3rdパーティークッキーに依存しないファストパーティーCookieを使う共通IDや
コンテキストをターゲティングする配信事業者となります。

アドセンスは今後コンテキストターゲティングを行うデマンドからの入札に対応する
予定はあるようですが、共通IDをターゲティングに活用するセキュアシグナルには対応するか
は未定となっています。

魔理沙っち

セキュアシグナルは現在
Google Ad Exchange
OpenBidding

Googleアドマネージャーでしか
使用することができまん。

エンジニア

アドセンスはTopicsとProtectAudienceと呼ばれる
プライバシーサンドボックスに対応していますが、Topics
の学習能力がまだアレなので正直、
代替にすることはできないです。

そのため、Googleのポストcookieが実際に実施されたそれこそ
今以上にGoogleアドセンスの広告品質は悪くなり、広告主も出稿を避けるようになるでしょう。

したがって収益性は落ちると予測できます。

メインテーマ③ 影響を最小限に抑えるためのマインド

ここからは影響最小限にとどめるためのパブリッシャーが持つべきマインドをお届けします。

  • 広告業界への理解と興味をもて
  • アドテクを恐れるな
  • 頼れるパートナー(代理店)をつけよ!

広告業界への理解と興味をもて

広告業界は複雑で覚えようとするとかなり困難かもしれませんが、
無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つものは英雄なりです。

広告業界への理解が乏しい者は収益性を低下させ、広告業界を理解し活用する物は
収益性を維持できると言えます。

アドテクを恐れるな

アドテクは日々進化し、新しいプラットフォームやツールが次々と登場しています。
変化のスピードが速いため、取り残されることを恐れる気持ちは当然です。
しかし、変化を恐れていては、広告業界をうまくコントロールすることはできません。

頼れるパートナー(代理店)をつけよ!

広告の運用や改善・戦略建ては一人では不可能寧ろかえって逆効果です。

好き・やってみたい・興味があると言った僕みたいな属性であれば構いませんが、
そうでないならばGoogle認定パブリッシャーパートナーを一社見つけて相棒を手にしましょう。

20~30万PVとかの収益性の高いサイトとかになってくるとGCPPから営業メールが
来ることは少なくありません。

よくわからないし、口コミないし、情報ないから話も聞かなくていいやで済まさないで
一度話を聞き広告収益のシェア率は30%を超えない範囲であればぜひ提携しましょう。

まとめ:早めのAdsense→Adxの行動をとりましょう。

今回は、アドセンスのインプレッション課金制への転換のおさらいと今後の展開予測を
行いました。繰り返しになりますが早めのAdsense→Adxの行動をとりましょう。

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この記事を書いた人

魔理沙っちのアバター 魔理沙っち 自称:精肉社畜個人投資家自作erブロガーゲーマー

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